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奇跡の村―隠れキリシタンの里・今村
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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カクレキリシタンの主題を逸脱しているのだけど。
この本は、昔、カクレキリシタンの村というだけで、現在もそういう風潮が残っているわけではなくて、私の興味からはそれてはいたのだが、一気に読みおわせる勢いのある内容だった。
カトリックに改宗している村がどういう道をたどってきて、今にいたるのかということがとても解りやすく読み安い文体で書かれていた。
正直、面白かった。二人の青年の全く違った生き方から、今村という村を浮き彫りにしていくあたりに力量が感じられて、とても面白く拝読させていただきました。
ただ、本筋のカクレキリシタンという題材からは遠いものなので、☆3つにさせていただいた。
地方の不思議な歴史と信仰
隠れキリシタンというと長崎を連想しがちだが、海から遠く離れた福岡県の中部にもそういった村があるというのは驚きである。ましてや太刀洗町というと第2次大戦中飛行場として利用された平坦なところで、そんなまわりは田圃に囲まれた村に突然二つの尖塔が聳えている風景を想像することは難しい。そうした村の歴史と信仰に関する相関性にも興味深いものがある。もう一歩村民の実像に迫りきれていないところが残念な点である。
河出書房新社
カクレキリシタン オラショ?魂の通奏低音 夕凪の街桜の国
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